こんにちは。ふうたです。
この記事は、
「一人会社を始めるぞ」
「一人経営に興味がある〜」
という方にむけて、
リアルタイムに進行中の私の
ひとり会社経営奮闘記として、読んでいただけたらと思って書いています。
私が一人会社を立ち上げようと思った思考の流れは次のようになります。
一人会社・一人経営を決めた理由
私はつい先月まで、20年近く、人が集まる学習塾のようなものをやっていました。
青天の霹靂とはこのことでしょうか。
コロナと三密回避の大打撃に
経営は首が回らなくなりました。
「個人塾のように切り替えてでもやってゆこうか」と従業員たちと相談しましたが、肝心の私が、魚の骨が喉に詰まったように、何かが腑に落ちなくなっている自分に気づきました。
「変わらなきゃ」とおもったんです。
ましてや、私はトランスジェンダーという障害もあります。
普通の幸せを手に入れることが簡単ではありません。
そのことについて知りたい方は、こちらからどうぞ。 続きを見る
参考トランスジェンダーでも、自分らしく生きたい。
そして、日本経済の基盤も打撃を受けて揺らぐ中、
これからの経済がどうなっていくのかということを、
考えれば考えるほどに、
「一人で長くやれる形態に、仕事を変えよう」
と思うようになりました。
1. 日本の人口が減少の一途を辿っていること
経済の規模や成長に関わるものは、「人口」です。
「人口」が少なくなれば、消費も生産も減ります。
日本の総人口や生産年齢人口は、年々減少傾向にあります。
出所:総務省人口推計(2019年(令和元年)10月1日現在)
2019年10月に発表されたデータでは、9年連続で日本の総人口が減少していることを総務省が伝えています。
「団塊の世代」と呼ばれる1947年から1949年生まれの、もっとも多いとされる人口の人たちが、もっとも消費活動が盛んだとされる40代を超えたのが1987年です。
そして1991年にバブルが崩壊し、「団塊ジュニア世代」も40代を超えた今、生産年齢人口も総人口も一直線に減少しているのがわかります。
そうすると、自ずと経済活動が萎んでゆくのは、免れません。
2. 日本経済の縮小が進むだろうこと
人口が減るということは、その分、消費が減ります。
つまり、事業が潤うことがなくなり、雇用も給与も減少することにつながります。
今現在は、全体の人口も減り、さらには、消費が多い世代の人口も減っているという厳しい状況です。
穏やかに衰退していくであろうこの日本経済と、どのようにともに歩み、自分がどうやって生きていくかということを前向きに考える必要があるなと思います。
メモ
・人口が減るということは経済が萎んでゆくということ。このことをどう前向きにとらえて、自分の生き方や仕事を考え対策を練るか。
3. 労働やお金の価値観が変わるだろうこと
「大企業に勤めた方が安心だ」
「有名な会社は潰れる心配がない」
そういった考えや、キャリアプランが通用しない世の中が目の前まできているのかもしれません。
安定していると思われていた企業が、倒産や合併、もしくは外資の傘下に入ったりするニュースが報道されることの多い昨今です。
これは総人口の減少が積み重なっていることとも深く関係しています。
また、「AI(人工知能)」という言葉がよく聞かれるようになりました。
車においても自動運転が当たり前になる時代がやってきます。
ロボットや「AI」が普及することは、私たちの仕事が機械に置き換わることになります。
将来的に自分がやっている仕事が、機械に置き換わるような職種であるかどうかを考えることも、長く楽しく人生を歩んでいくためには必要なことかもしれないと私は考えます。
メモ
・自分の今やっている仕事が、将来的に機械に置き換わるような仕事かどうかを考えてみる
4. できるだけ長く、好きなことでマイペースに稼ぎ続けられる働き方を模索すること
私は今回、自分の仕事のあり方を考える上で、「成長」重視の仕事のあり方から、「持続」重視の仕事の在り方へと変容していく必要性を感じました。
一人で経営することで、会社としてのコストを減らすことができます。
また一人であることは機動力があることにも繋がり、変化にすぐに対応できることも、このように情勢が不安定な時代だと大きなメリットになると思います。
今現在は以下のことに気をつけて運営を始めています。
関連
・固定費を作り出すことをやめて、変動費にすること
・雇用をせず、できないことは外注すること
・事務所を持たないこと
また次回のブログでお話できたらと思います。