ジェンダー/FtM

トランスジェンダーやftmの我が子を理解したい!ftmの経験をお伝えします

2021年1月1日

理解したい!我が子のftm

 

こんにちは。ふうたろぐ管理人のふうたです。

この記事は、性別の不一致に違和感や不快感をもつ、トランスジェンダーの方を理解したい人に向けて、書いています。

この記事は次のような方に向けて書いています

  • トランスジェンダーかもしれないお子さんをお持ちのご両親
  • トランスジェンダーかもしれない友達がいる人
  • トランスジェンダーかもしれない彼氏や彼女がいる人

 

トランスジェンダーは、明るみにしにくい性の問題を抱えているので、大体の方はまず一人で相当に苦しみます。

「理解したい」と思ってくれる人がいるということは、ご本人にとってこれ以上ない救いになります。

「あなたを理解したい」

ぜひ伝えてあげてほしいと思います。

 

 

私はトランスジェンダーftmです。

まず、この記事を書く私が、何者なんだという問題をクリアにします。

 

私は、トランスジェンダーでftmです。

 

トランスジェンダーの定義をおさらいしますと、

トランスジェンダーの定義

性自認と身体的な性が一致していない方全般をさす

 

ということですが、私の場合はftmと言うそうで、

生物学的には女性ですが、物心ついたときから「心」も「嗜好」も男性です。

(▼詳しくはこちらの記事もどうぞ)

 

40歳になり、今では両親も理解があり、パートナーの女性と二人で、所帯をもって夫婦として生きています。
職業は心理支援業を長年しています。

 

トランスジェンダーは、その悩みの強さによって、性転換手術が必要な場合があります。
私については、かなり考えて悩みましたが、天から与えられたものを無理に変化させることが不自然な気がして、そのままの体で男性的に生きてきました。

 

生きていく中で、心理学に興味をもち、男性性も女性性も自分の中にあることを学ぶと、両性を受け入れるような気持ちも生まれてきました。

 

日常は、男性的に生きていることが自分らしく心地よいので、そうしながら生きています。

 

私がお伝えしたいことは、トランスジェンダーとひとえに言っても、その中身は非常に個人的で複雑です。

 

そして、生きるためには希望が必要です。

トランスジェンダーだからこそ、できる仕事や、適している仕事だってあると、私は思っています。

 

今回はトランスジェンダーの方が、

「日頃どのようなことが辛いかのか」
「どのようなことで悩んでいるのか』

ということについて、まずは理解をしてもらうための一歩となるように綴ります。

 

辛い経験:学校での着替え

小学校低学年くらいから、水泳や体育などの着替えが、男女別になります。

小学校のときはなんとなく、「なんで自分はこっち(女の子側)なんだろう?」としてしか感じていなかったものが、

 

自我意識がしっかり発達してくる中学や高校になると、この男女分けが、非常に辛いものになってゆきます

 

ランドセルや体操服の色も違うし、
水泳の時や体育のとき、トイレもそうだし、
音楽の合唱のときとかも辛いかも。
ふうた

 

わけがわからない、自分が自分ではないような、劣等感のようなものが心の中にどんどん溜まります

多かれ少なかれ、このような誰にも言えない心の苦悩は、体の不調として表にあらわれやすいことがあります。

 

私の場合は、胃腸の具合が悪くなることが多かったり、自律神経失調症などを病院で診断されることもありました。

「体は女」で「心が男」なので、女の子たちと一緒に着替えることに緊張感がありました。

そして何より、自分の体を見られたくないという気持ちがありました。

 

「自分の体は周りの人のように普通ではない、劣っているのではないか」
と感じて、どんどん強い劣等感コンプレックスが心に絡まってゆきました。

 

思春期は、もとよりぐらぐらと周りから揺さぶられるような出来事も多い時期です。

そして、男女の違いを知り、異性を意識しながら自分を作る時期でもあります。

この時期に、自分のことを少しでも理解してくれようとする両親や友達がいれば、少しは状況が和らぐかもしれないと思います。

見守りポイント

つらい、しんどいが吐き出せる友人、両親がいるかどうか

 

つらい、しんどいが吐き出せる友人、両親がいるかどうか

 

関連する辛いイベント

・温泉旅行
・水泳やプールなどのレジャー
・キャンプなど着替えや露出がありそうな宿泊

 

辛い経験:学校や外出先のトイレ

トランスジェンダーにとって、公衆トイレは「気が抜けない場所」の象徴かもしれません。

私たちトランスジェンダーは、公衆や学校のトイレを使う際、次の2つのどちらかになります。

 

公衆をトイレを使うとき

・性自認(自分が自覚して認めている性)のトイレを使う

・我慢して身体的な性のトイレを使う

 

これに対して、苦痛のないトランスジェンダーはいないのではないかと、私は思います。

どちらを選んでも、罪悪感のようなものが消えません。悪いことをしているわけではないと言いたいですが。

 

想像してみてほしいですが、
私は一度、身体は女性なので女性のトイレを使ったら、
容姿が男だったので、驚かれてジロジロと女性にみられたり、
時には「きゃー!」と叫ばれたことがありました。

こういう経験は珍しいことではなく、トイレを我慢しがちになる人もいます。

 

トイレに行くのが嫌だった頃は、膀胱炎になったし、
トイレに行かなくていいように極端に水分を取らなくなって、
体調も悪かったりしたもんね。
ふうた

 

このことには、昨今「だれでもトイレ」ができたことも朗報だと思いますが、できるだけ「誰でもトイレ」や「多目的トイレ」を使わせてあげられることがいいことなのだろうなと思います。

周りの人間ができることは、長く施設に滞在する際などに、あらかじめ多目的トイレや誰でもトイレが近くにあるかどうかをチェックしてあげられると、いいかもしれません。

 

「だれでもトイレ」や「多目的トイレ」など、使える設備があるか

 

関連

▶︎TOTOさんのLGBTトイレ

( TOTOさんなどが、ユニバーサルデザインとして、LGBTトイレについて発信している記事です)

 

 

 

性の悩みは繊細なものです。

 

だからこそ、トランスジェンダーは周囲の目や、差別があることに敏感になってゆきます。

でも、その分、「人に公平であること」や「差異を認める心」がしっかりと育まれていく傾向があると、私は考えています。

きっと悪いことばかりではありません。

傷つくほどに、強く優しい心を持ってゆけるのが、トランスジェンダーの彼らの魅力だとも私は思います。

 

もし、悩んでいる方があれば、私はオンラインカウンセリングなども、有料ですがやりますので、お問い合わせください。

 

また次回は、トランスジェンダーの方が向いているだろう仕事のことを考えてみたいと思います。

 

 

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